
経営センス
2026年10月13日
2026年10月12日(月)
VUCAの時代(変動性、不確実性、複雑性、曖昧性)と表現される現在では、状況に適したアプローチが求められるのだという。
そんな背景もあってか、企業経営者は会社を良くするためには、スキルも大事だが"経営センス"を磨くことのほうがもっと大事だという考え方をよく耳にする。
"経営センス"とは、「複雑な状況で筋のよい判断をして結果につなげる力」だと考えるといいだろう。
ある本によると、"経営センス"の良さとは、次のような能力がバランスよく集約されたうえで、鋭い感覚(感性)を発揮することだという。
① 総合力・・・経営上必要とするすべての状況のポイントを把握できている
② 先見力・・・先々の状況を読み取る力をもっている
③ 判断力・・・様々な状況を加味しながら、的確に判断する力を持っている
④ 対応力・・・状況の変化に柔軟に対応する力を持っている
⑤ 掌握力・・・顧客や社員や外注先を理解して、それに対応する手をすぐに打つ力を持っている
⑥ 実行力・・・やるべきことは必ず実行して、成果が見えるまでマネジメントする能力を持っている
⑦ 情報力・・・知識、経営手法、その他事業について、ストックしているし、必要に応じて迅速に収集する力を持っている
⑧ 行動力・・・行動すべき事柄については迅速に行動を起こす力を持っている
確かに、どれ一つとっても"経営センス"に欠くことができない大事な要素だと思う。
しかし、人間誰もが得手・不得手がある。上記の➀~⑧までの能力で、自分の得手・不得手とする能力は何か、自己チェックしてみるのも良いだろう。
"経営センス"がある人には、次のような傾向があるという。
① 目先よりも全体を見る
② 原因と結果をつなげて考える
③ 不確実でも決められる
④ 顧客価値を外さない
⑤ 失敗から判断基準を増やす
"経営センス"とは、何をやるか、何をやらないかを決める感覚だとも言えよう。また、"経営センス"とは、実践を通して、鍛えることが可能である。
毎日ひとつ、仕事の判断を日報に書き残し、何を見て決めたか、他の案は何か、結果はどうだったかを自己チェックして、"経営センス"を磨く努力をしたいと思う。
"考える言葉"シリーズ(26-38)











