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考える言葉

仕事力

2024年02月19日

 

 社会人なら誰しも、「仕事ができるようになりたい」と思っている。では、仕事ができる人、つまり"仕事力"がある人とは、どんな人をイメージするだろうか?

 "仕事力"がある人とは、仕事ができ、成果を出せる人。周囲から評価を得られる人のことをいう。

 "仕事力"には、仕事に対する関わり方において次の3つの段階があるのではないだろうか。

(1)自己処理能力(作業者レベル)・・・自分に与えられ、任された仕事をきちんと責任もって処理する能力。

(2)協働する能力(管理者レベル)・・・部門・部署の仕事を役割分担化し、部門管理を徹底し、協力体制を管理し、成果を出す能力。

(3)任せる能力(経営者レベル)・・・組織の目的に沿って、組織全体を統合し、組織力で成果を出せる経営手腕能力。

 ただ、いずれの段階においても、仕事に対する基本的な考え方は同じで、

① 常にベストを尽くすこと

② 生産性に対するバランス感覚を持っていること

③ プライドが高すぎないこと

以上の3点が求められる。

 また、仕事ができる人の特徴としては、次の5点を挙げることができるだろう。

① 行動力がある

② リサーチ力があり、学習意欲が高い

③ 課題発見力がある

④ セルフマネジメント(自己管理)能力が高い

⑤ 身だしなみに気を配っている

 ザっと、"仕事力"があると感じられる人の特徴を述べてみたが、一言でいうと、「魅力的な人」だと言えよう。つまり、

 「あの人のように、なれたらいいな!」という願望であり、「また、あの人に頼みたい!会いたい!」という信頼である。

 こう考えると、"仕事力"というのは、単に仕事ができるという能力的なものではなく、「人間性」。つまり、「人間力」が問われるのではないだろうか。

 自他非分離の思考(統合の価値観)で、常に相手の立場を考え、行動できる価値観のレベルが高い人だと考える。

                                   "考える言葉"シリーズ(24‐07)

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