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考える言葉

描き変えられない

1997年11月10日

"大変な時代"(=大きな変革期という意味)である。
いままでの常識とされてたものが常識ではなくなる時代、つまり"非常識"の時代である。
過去の成功体験は、これからの失敗の要素となる。成功した時と同じ条件の未来などこないのである。
マンモスの例をだすまでもなく、変化に対応できないと滅びるしかない。
生き延びるためには、いままでの自分の考え方ややり方を否定し、自分自身を変えなければどうすることもできないのである。
自己革新するしかない。自分のいままでの人生観、物の考え方、価値観を転換するしかないのである。
 しかし、自分自身を変えることは口で言うほど簡単ではない。自分の体臭のくささはなかなか自分には分からない。また、自分の描いた絵は自分ではなかなか描き変えられないという。
 人間は出逢った人よって変えられる。出逢が人を変えるという。
「自分が、自分が・・・」という自分の努力ではなかなか難しい。
だから、人との出逢を大切にしたい。
そして、いつも謙虚で、素直に人の話を聞ける人間でありたい。
こんな人はいつも環境を味方にして生きていける人だろう。
 
 素直に人の話を聞くと、
  1.相手の本質を理解できる
  2.衆知を得ることができる
  3.必要な人間関係を全て円滑にできる
  4.聞く人を完全に納得させる
  5.自分の価値観が変わる(高まる)

 『時代の声を素直に聞いて、しなやかに生きよう』

 

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