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考える言葉

リフレッシュ

2013年10月15日

 IGグループ定番の海外研修(ハワイ)...、今年も無事に終えた。海外研修をスタートしたのが平成元年(1989年)であるから、今年で25年になる。

 当時、様々な思惑があって、いわゆるリゾート法が制定されたのが1987年。「がむしゃらに働くだけが脳じゃない」というような風潮もあり、余暇の過ごし方が経営課題になった時期でもある。

 その先駆的な役割を担うという大義名分と、「今やグローバル化の時代、どうせなら海外へ出て見聞を広めるのも悪くない」と考え、色々な企画を試みてやってきたのであるが、いつの間にかハワイが定番となってしまった。

 「なぜ、ハワイかって?」 一言でいうと、"リフレッシュ"効果が抜群なのである。常夏のハワイというが、まず気候が最高である。何をやっても、体がよく動き、心地よい疲れで熟睡できる。

 次に、選択肢が豊富なこと。ゴルフやマリンスポーツ、ビーチやプールサイドでノンビリする、ベランダで海を眺めながらの読書、もちろんショッピングや観光もバラエティーに富んでいて、女性にとって嬉しい。それから、スパ&ビューティも人気だそうだが、もっと手軽にできる垢すりやマッサージの店があってもいいのでは...。

 食事は、ステーキやイタリアン、和食、韓国、中華など何でも揃っている。最近のお勧めは、鍋専門店の"一力(ICHIRIKI)"・・・。アラモアナ地区にあるのだが、しゃぶしゃぶ、ちゃんこ鍋、すき焼き、ピリ辛鍋などメニューも豊富で、値段も手頃だ...。

 現地における各人の行動は、すべて自由行動である(着いた日のウエルカム・ディナーは一緒だが...)。ベテラン勢は慣れたものであるが、昨年入った新人さんらはどんな過ごし方をしたのか、朝礼で聴くのも楽しみだ。

 小生は、いつも歴史物を中心にした数冊の本を持って行くようにしているのだが、今回はあまり進まず、空港で目について購入した『60代からの強い体のつくり方』という本を読むに終わった。

 天寿を全うするまでの健康寿命は、60代における体に対する備え方によって決まるそうだ。加齢やストレスによる男性ホルモン分泌の減少、それに伴う基礎代謝の低下にどう備えるかがポイントのようだ。そのためには、「心・食・動」、すなわち「心の持ち方」「食事の内容」「適度な運動と十分な睡眠」の三要素でバランスをとる必要があるという。

 その点、旅行はいい。自然と"リフレッシュ"できて、「心・食・動」のバランスがとれるからだ。海外研修が続けられるように、感謝に満ちた仕事をしたいと考える。

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