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考える言葉

プラスα

2014年02月24日

 プラスα"の価値について考えたい。IGグループの新春セミナーで講演していたときに気づいたことであるが・・・。
 「卓越性とは、ずば抜けた凄さ、群を抜いて優れているという意味です。本日のテーマである"卓越性の追求"とは、最高の自分を求めて成長していくプロセスであり、自らの成長の源泉となるテーマなのです。その追求は、仕事の質を変えるだけでなく、人間そのものを変えるがゆえに、重大な意味があるのです・・・」
 『あるべき姿-現状=差』を自己成長の課題として捉え、『"その差"(問題)を埋めるために何を為すべきか』を徹底して考え抜いて目標化し、『その差(目標)を埋める戦いを日々実行し、検証する』・・・・・。
 まさに、『仮説~実践~検証』という経営サイクル、IGグループが行っている目標管理の要諦そのものである。
 その差を埋める日々の戦いで、大切な心構えとは何か?それが"プラスα"を求める姿勢ではないかと気づいたのである。
 例えば、こんなことでもいい・・・。今日一日、一生懸命頑張って、予定の仕事がすべて終わったとしよう。少し、時間があるから明日の分までやっておくか。これも"プラスα"である。
 依頼があった税務申告のための会計データを作成し終わった。そのデータを使って経営課題への提案書をつくってみる。つまり、お客様の求めている以上のサービスを加える。これも"プラスα"のサービスの提供である。
 他にも、考えられる"プラスα"がたくさんある。「必ず昨日の自分を追い越そう」という気持ちをもって生きることは、やはり成長にとって大切なことであるし、そう思っていると思う。
 あるべき姿と現状との差を埋めるという考え方は、まさにそうであって、"プラスα"の非連続性(変化)である。
 "プラスα"の生き方って、余力を残さない、明日のためにセーブしないという「今日、すべてを人生にグランドに投げ打て!(Leave everything on the field today!)」(ヴィンス・ロンバルディ)の生き方へ通ずる。
 このように考えると、"プラスα"の心構えで生きるということは凄いことだと思う。時間の充実度の差、貢献度の差、努力の差、自己のエネルギーの出し方の差、考え方の差など、様々な差が"プラスα"によって生まれてくる。
 あなたも"プラスα"の心構えで生きてみませんか・・・。

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