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考える言葉

実行

2015年01月12日

 "やすらぎ伊王島"(リゾート施設)に泊り込んで、IG会計グループの「平成27年度・行動計画発表会&新年会」を行なった。
 発表会のスケジュールは、例年通り、グループ全体の売上目標(ベース、増収、スポット)の確認を行い、次に各種委員会の活動方針と担うべき成果の発表。そして、各部門と各個人の目標へと移る。各人の発表の内容は、次のとおりである。
①今年選んだ言葉(キーワード)
②目指すべきゴール(定量目標)
③四半期ごとになすべきこと(達成すべき目標と手段)
④一年後のあるべき姿(定性目標、変化した自己のイメージ)
 人数が多くなると、一人ひとりの発表時間を短縮せざるを得ないが、それぞれの目標設定(=選択)の背景にある考え方や意気込み、"実行"のプロセス、達成後の成長イメージなどを楽しみにして聴くようにしている。
 各人の発表に対する傾聴のポイントは、「"実行"の体系」の有無。つまり、最後までやり続ける覚悟と、それを支える"実行"の土台が確立できるようなシナリオになっているかどうか・・・。
 先ず、「一年後のあるべき姿」は、組織ヴィジョンとベクトルが一致する方向で描かれているか?(協働関係のベース)
 次に、下記の三つの具体的な目標は、「一年後のあるべき姿」を保証する内容になっているか?(あるべき姿と現状との差を自覚しているか?)また、それぞれの目標間にトレードオフはないか?
①能力アップ、②業務改善、③ものの考え方・習慣
 そして、これらの目標の一つひとつについて、どのような方法・手段で、いつまでに"実行"しようとしているのか?そのプロセスで想定できる弊害は何か?その対処方法についてはどうだろう?
 "実行"を前提に考えると、全体と部分の関係性、"実行"プロセスの段階での変化への対応など、考えて、考えて、考え抜くための材料は尽きない。準備の段階で、それら一つひとつに衆知を集めることを怠らないことだ。
 "実行"できないことへの言い訳(環境の厳しさや時間不足など)は、ぜんぶ捨て去ってしまおう!今や、"実行"の差が勝敗を決める時代である。全員が"実行"できるように、質問をし、分析をし、絶えずフォローすることによって、"実行"の土台づくりをする一年にしたいと思う。新ヴィジョンを実現するためにも・・・。

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