睡眠
2017年06月05日
若い頃によく経験した、マージャンなどもそうであったが、徹夜したあとの爆睡(もう何日も寝ていたような気分になる・・・)、そんな深い眠りに陥ってしまうような"睡眠"を、もう何十年も経験していない。
歳のせいもあるだろうが、小生は極めて短眠である。概ね3~4時間ぐらいで、目が覚めてしまうのである。それが習慣になってしまったようで、何時に寝てもその時間が過ぎると目が覚めてしまうのである。困ったことに、夜早く寝ようものなら、その日のうちに目が覚めてしまうことだってある・・・。
家にいるときなど、夜の10時から11時ごろには床に就くので、夜中の2時過ぎから3時ごろには目が覚めてしまう。少なくとも明け方までは寝ようと努力をしたが寝付けず、悶々としていたが、ある時期から目が覚めたら「起きる!」と決めたら、意外と調子が良くて、本が読めるのである。
今では習慣となって、"睡眠"時間が平均4時間である。読書もはかどり、体調も悪くはないのだが、お陰で夜の付き合いが苦手になってしまった・・・。アルコールが入るとてきめんで、睡魔に勝てないのだ。
最近もの忘れが激しい(歳のせいもあるのだろうが・・・)ので、"睡眠"不足のせいではないかと気になり、"睡眠"に関する本を読み漁ると、けっこういろんな研究がなされているようだ。それによると、日本は不眠に悩む人が多く、「不眠大国」だという。
最近は、"睡眠"のメカニズムに関する科学的な研究が進んでいるそうだ。また、不眠による国民の健康への弊害を心配してか、厚労省も「健康づくりのための睡眠指針~睡眠12箇条~」をまとめて、公表している。関心のある人は、のぞいて欲しい。
現代人の5人に1人は"睡眠"に関する悩みを抱えているそうで、"睡眠"不足から生じる作業効率の低下や事故などによる経済的損失は、年間で約3・5兆円にのぼるという試算もされているそうだ。日中のパフォーマンスが"睡眠"の質で決まるということであれば、私たちは自らの睡眠法について、もっと真剣に考える必要があると思う。
ショートスリーパーという言葉があるが、ナポレオンのように短い睡眠でも健康を保ち、偉業を成し遂げた人もいるようだが例外だそうで、なろうと思ってなれるものではないという。確かに、睡眠不足は堪えるし、知らず知らずにロス・タイムをつくり出しているような気がする。「もっと、起きている時間のパフォーマンスを高めよう!」という戦略的な視点から、自らに合った"睡眠"方法を一度真剣に考えるのは、人生を豊かにするためにも大切だと思う。
そのとき、朝型のリズムを習慣化する考え方は絶対にお勧めしたい!