バリ雑感
2017年10月16日
13年ぶりのバリ(Bali)である。福岡空港からシンガポール経由でバリ島へ・・・。自宅を出たのが午前5時でバリのホテルに着いたのが午後10時過ぎ頃だから、17時間の長旅である。(福岡からの直行便がないのでロスが多い・・・)
この時期、バリは乾季・・・。気温は高いが湿気がなく、しのぎやすい。そのせいか、多くの外国人観光客も訪れていて、様々な人種の人たちでホテルの敷地内も賑わっていた。
バリ滞在3日間はオールフリー、各自それぞれの楽しみ方をしたようだ。小生といえば、いつもの通りのゴルフ三昧で芸がない。二十歳前後の若いキャディーが一人ひとりについてくれるので、何かと楽なプレーができて最高!小生の年齢を告げると急に年寄り扱いになって、打ち終わったあと少し急いでカートに戻ろうとすると、「パパさん、ゆっくり!ゆっくり!」と気遣ってくれる。グッド・ショットをすると、「パパさん、ストロング!」と、ホントに驚いてくれる。
13年前の時と比べて驚いたのは、街中で長蛇の交通渋滞・・・。四輪車両はもちろんであるが、その両サイドを縦横無尽に駆け抜けるバイクの量には驚かされる。それも二人乗りどころか、三人乗り・・・。よく事故らないものだと感心する。「とても怖くて運転できない」というと、「運転のコツはバックミラーを見ないこと。そして車間距離をとらないことだ」という。(やはり、運転は無理だ・・・)
雑踏の中に若さを感じる。調べてみると、インドネシアの人口は約2.6億人で世界の第4位、平均年齢がナント29歳だという。まさに、日本の高度成長期(1960年代)そのものである。試しに平均寿命も調べてみると、ナント70歳未満・・・。今となると、小生の年齢を聞いた後の、キャディーのリアクションが頷ける。
さて、日本国内に目を向けると、2025年には6割以上の経営者が70歳を超えると予測されているが、中小127万社で後継者不在の状態にあるという(日経10月6日付)。また、人口減少の問題は、多くの中小企業に働き手不足という深刻な経営課題を投げかけている。
旅行中にずっと考えていたことに、「仮に日本とインドネシアが一つの市場だとしたら・・・。お互いの国にとって、どんなメリット・デメリットが生じるのであろう」というのがある。国民性や文化・風土の違いはあるとしても、お互いに異次元の成長が空想できて、面白かった。
今回のバリ旅行には、バリ通の経営者がお二人同伴してくれていたので、地元の情報が得られて、有意義であったと思う。感謝!