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考える言葉

やり抜く

2018年06月25日

 小生の口癖・・・、「成功の秘訣は、結果が出るまでやり続けること!」 当然のことであるが、途中で諦めた人は、絶対に成功の歓喜を味合うことはできない。それは、過去の失敗から学んだ有難い教訓である。

 若い頃、苦境に立つと誰彼となく口にした言葉に、「Never give up!(絶対に諦めるな!)」がある。今考えると、最後まで"やり抜く"ことの重要性をお互いに叩き込み、叩き込まれていたのだと思う。

 IG会計グループでは、未来会計の考え方をベースにした「IG式目標管理システム」を徹底活用しているが、やはり成功の鍵は"やり抜く"に尽きる。つまり、一度決めた目標は、どんなことがあっても、知恵と汗を振り絞って"やり抜く"というマインドが大事だと思う。

 前回テーマとした"マインドセット"(心構え)にも通ずることだ。とに角、まずは、一人ひとりが最後まであきらめずに"やり抜く"ことだ。

 そして、組織においても、各人が"やり抜く"ことを組織風土として培い、習慣化できるようにフォローアップする体制づくりが必要だと考える。IG会計グループでは、報連相の徹底、進捗管理の仕組み、動機づけなどを、互いに意識し、重要視するようにしている。

 では、"やり抜く"ために必要な心掛けとは・・・。

 ① 先ずは、価値ある目的であるかどうか。

 「何のために・・・」を問う。やろうとしていることは、社会性の高い(自利自他的)価値ある内容か?"やり抜く"のは個人の意志力の強さであるが、それを支えるバックボーンに社会的な意義性が必要である。

 ② 熱意と信念は十分か。

 自らが心から楽しんでやりたいことなのか。心底、楽しんでやっているからこそ情熱が生まれ、周囲の人たちの共感・共鳴も得られ、協力者も生まれ、衆知を集めることができる。

 ③ 行動に結びついているか。

 ToDoリストが明確に描かれ、やることがはっきりしているので、日々の行動に結びついている。だから、「自分はできる」という確信をもって、揺るぎない行動が生まれる。

 "やり抜く"ことが、なぜ重要なのか?

  その背景には、独りよがりではなく、その社会的な意義をしっかりと考え抜いた人において、培われるマインドがある。

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