IG Way
2018年09月11日
月末と月初めの二日間は、IGグループにとって特別な日である。「徹底して考える一日」と称して、全体会議を行う。いわゆる「IG式目標管理」の実践である。
第一日目は、小生の講話からはじまり、みんなで「予実のチェック」を行い、まとめる。翌二日目午前中は、「ジョブリストの棚卸し」を行い、当月の為すべきことを確認し、各自の重点目標を決める。そして、午後からはまとめの発表をして、全員で議論し、衆知を集める時間としている。
さて、今回は"IG Way"について講話をして、みんなで議論をした。"IG Way"を問われたら、どう応えるのか・・・?
まず、思い浮かべるのは、やはり『IG理念』であろう。端的にまとめると、次の3つの言葉が浮かぶ。
① 先駆性(世の中の進化に貢献)、② 主体性の確立(切磋琢磨)、③ 自己実現(衆知・統合の価値観)。ドメインを問われたら、やはり「未来会計」の領域で活躍している自分の姿を思い浮かべるに違いない。
これら"IG Way"の基本的な概念をベースにして、「俺流」というものを確立していくと、きっとワクワクして、面白いかもしれない。
問題は、"IG Way"をどれだけ徹底して実践しているかだ。そこで、徹底されていないとすると、何が問題なのかを考えて、その原因をみんなで共有し、是正したい。
① 優先順位をつけていない(もっと、フォーカスしよう!)。
② 熱意を持って語り合っていない(日報やミーティングの活用)
③ やり遂げるための計画が不徹底である(ジョブリストの徹底活用)
④ 時間の確保・配分ができていない(緊急と重要のマトリックス)
⑤ 繰り返さずにやめてしまう(失敗こそ、チャンス!)
一言でいうと、何事も中途半端な取り組みをしていたのでは、‟Way"を口にするのもおこがましというであろう。
IG会計グループでは、年二度の事務所見学会が開催されており、全国各地から同業者の人たちが足を運んでくれる機会がある。そのときの懇親会などで、「"IGさんらしい"雰囲気を感じることができて、勉強になりました!」という感想を頂くことがあるが、何を感じてそう言ってくれたのか・・・。
「IG」とは衆知、「Intelligent Group」の略称で、「衆知を集めて世のため人のためにいい仕事をしよう」という思いを込めている。
これからはもっと、「IGらしさ」、"IG Way"を探求、実践していきたいと思う。
"考える言葉"シリーズ(18‐30)