全国経営者大会
2020年01月27日
新春恒例の第131回"全国経営者大会"(1月22~24日:帝国ホテル)へ今年も幹部有志と参加・・・。大会のテーマは、『2020年どうなる?混迷の世界と日本~令和の時代を切り拓く国家と企業の新成長戦略』であった。
今年のトップバッターは、橋下徹氏。「大構想のもと、実行プランを具体化する」、氏は大阪のベイエリア・夢洲(ゆめしま)に統合型リゾート施設(IR)をベースにした未来都市構想を実現したいと熱く語った。「人生は決断と実行!俺の人生、本当に良かった!」といえるような生き方をしたいと・・・。
櫻井よしこ氏、池上彰氏、高橋洋一氏ら常連講師の話も良かったが、少し聞き慣れた感じ・・・。
地元長崎の著名人、髙田明氏(A and Live代表取締役)。ジャパネットたかた、Vファーレン・長崎を事業承継したばかり・・・。「A and Live」とは「明は生きる」という意味だそうで、気持ちを切り替えて、ミッション(使命)とパッション(熱意)とアクション(行動)で、「今を生きる!」ことの大切さを面白ろく語ってくれた。(今後は講演活動を中心に動くのかな・・・)
ユニークだったのは、濱岡喜範氏(感謝グループ最高責任者)。中国地方5県で15業種(酒、米、食料品、化粧品、旅行会社、ホテル業、クリニックなど・・・)の事業を展開。また、曹洞宗に帰依し、法名も持つという・・・。
氏の人生を変えたのは、瀬戸内海の鞆の浦(とものうら)に浮かぶパワースポット仙酔島との出逢いだという。天の声が聞こえてきて、自分の使命を知ったという。廃墟と化した仙酔島の再生に注力し、現在では島内の宿泊施設・キャンプ場などは、すべて感謝グループが運営しているという。
人生には、目の前に大きな門が開いたように感じる時があるという。その門の前に人がたたずむ様子は、「閃(ひらめき)」という字にそっくり・・・。自らの門に出逢い、その門の中に入ったときに「閃」が生まれる。つまり、人生において自分が生まれてきた意味と役割を確信できるのだという。
それから、氏が雑談的に「バカとは、① やっちゃいけないことをする人、②優先順位を間違える人」といった一言も、的を射て納得。
それから、ロングセラーの『メモの魔力』の著者である前田裕二氏(SHOWROOM代表取締役、33歳)の対談的講演(世界に新しい価値創出を志向して起業したという)も面白かったと思う。
用が重なり、フルタイム聴けなかったが、刺激的な三日間であった。