国際会議
2024年03月27日
3月16(土)~21(木)日まで、日本M&A協会(=日本M&Aセンター)主催の「マドリード国際会議」へ参加するためにマドリード(スペイン)へ行った。
関空からドバイ経由でマドリード入りしたのだが、丸一日がかりの移動であった。飛行時間は、関空からドバイが約11時間、ドバイからマドリード約8時間である。
日本との時差だが、スペインが-8時間。つまり、スペインの方が遅れている(ドバイとの時差は、-5時間と、少しややこしい)。
長旅であったが、翌17日の昼12:40(日本時間で20:40)に無事、マドリードに着く。それから市内観光を終えて、夕方にホテルにチェックイン。ホテル近くのレストランで夕食を済ませ、時間の感覚も定かでないまま、寝てしまう。
マドリード2日目(18日)は、朝10時から夕方18時まで丸一日"国際会議"があり、歓迎夕食会へと続く。
毎回、充実したカリキュラムが準備されていて、あっという間の一日であったが、今回の「スペシャルゲスト講演」は、元プロサッカー選手の大久保嘉人氏。ファシリテーターの質問や意見に応える形で語る彼の言葉には、好きなサッカーへの情熱を貫くメンタリティが伝わってきて、あっという間の60分であった。
彼の前向きな生き方、話の随所で感じる判断力や決断力の素晴らしさは、企業経営者としても学ぶべきところがたくさんあった・・・。
彼は長崎の国見高校の出身だったので、同郷のよしみで、講演後の懇親会でも少し話す時間があったが、人柄の良さも感じることができ、サインまで頂戴した次第である。講演依頼は、日程さえ合えばいつでも大丈夫だという返事だった。
他にも、Ja‐BIGの会員でもある小久保、松下両先生らによるパネルディスカッションでは、会計事務所がとるべき成長戦略について有意義な意見を聞くことができた。
さらに、柴田昇先生(ミカタグループ総代表)の事務所経営に関する話も興味深く聴くことができた。
"国際会議"の歴史を調べてみると、1994年の上海から始まって30年になる。コロナなどで3回ほど中止になり、今回が27回目である。その間、世界の主要都市を中心に見聞を広げることができて、有意義な時間を過ごすことができた。
全国各地で活躍している会計事務所が海外で一堂に会して、脱日常性の中で、情報交流を行い、懇親を深める機会は滅多にないので、貴重な体験となる。
コロナ後の新たな事業展開において、M&Aは出口戦略及び成長戦略のいずれの手法としても、しっかりと学んでおく必要があると考える。
"考える言葉"シリーズ(24‐10)